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2010年5月30日日曜日

SCSA 310-200試験範囲

310-200試験範囲

○ソフトウェアのインストール

* SPARCおよびx86の両方のシステムの最小インストールなど、CD/DVDによるSolaris 10 OSのインストールおよびアップグレード時の、各オプションについて説明する。

* CD / DVDからOSのインストールを実行する。


○ファイルシステムの管理

* rootサブディレクトリ、ファイルコンポーネント、ファルタイプを含む Solaris のディレクトリ階層構造を説明し、ハードリンクおよびシンボリックリンクを作成、削除する。

* UFS ファイルシステム機能やデバイスの命名規則を含むディスクアーキテクチャーを説明する。

* prtconf および format コマンドを使ってデバイスをリストし、/etc/path_to_inst ファイルの重大な問題を説明し、再構成ブートを実行するか、devfsadm を使用してデバイスを再構成する。

* シナリオに基づいて、適切なファイル、コマンドやオプションを使用してディスクに正しいパーティションを設定し、ディスクセットや ZFS と関連するSMIラベルやEFIラベルを使用してディスクラベルを管理する。

* ディスクベースファイルシステム、分散ファイルシステム、devfsやSMFに関連するメモリファイルシステムを含めて、Solaris ファイルシステムを説明し、さまざまなオプションを使用して新しい UFS ファイルシステムを作成する。

* シナリオに基づいて、fsck を使用してファイルシステムの矛盾をチェック、解決し、コマンドライン(df、duやquot コマンド)を使用してファイルシステムの利用を監視する。

* ファイルシステムへのマウントおよびアンマウントを実行し、ボリューム管理を使用してマウントされたフロッピーディスクや CD-ROM にアクセスし、アクセスを制限し、ボリューム管理の問題をトラブルシュートし、ボリューム管理が無い場合のアクセス方法を説明する。

* コマンドラインインターフェースのコマンドを使用してパッケージ管理を実行し、パッチ管理の準備、patchadd および patchrm コマンドを使用したパッチのインストールや削除を含めて Solaris OS のソフトウェアパッチを管理する。



○SPARCおよびx86システムのブートとシャットダウンの手順の実行

* シナリオに基づいて、OpenBoot アーキテクチャ標準、ブートPROM、NVRAM、POST、アボートシーケンスや SPARC のシリアルポートへの表示を含めて、ブートPROM の基礎を説明する。

* シナリオに基づいて、x86 の BIOS 構成を含めて、起動のための BIOS 設定、アボートシーケンスや POST の表示を説明する。

* SPARC システムの基本ブートPROM コマンドを実行する。

* システムのブートデバイスの特定、カスタムデバイスエイリアスの作成や削除、NVRAM パラメータの表示や変更、応答しないシステムへの割り込みを含めて、システムのブートおよびシャットダウンの手順を説明する。

* サービス管理機能およびブートプロセスのフェーズを説明する。

* SMF またはレガシーコマンドおよびブートとシャットダウンの両方の手順をコントロールするスクリプトを使用する。

* x86 システムのブート動作の修正、GRUB ブートアーカイブの管理、GRUBベースのブート環境でのシステムのブートや応答しないシステムへの割り込みを含めて、GRUB (GRand Unified Bootloader)の目的、機能や特徴を説明する。



○ユーザーおよびセキュリティの管理の実行

* ユーザー管理を説明、実行し、ユーザアカウントや初期化ファイルを管理する。

  * 適切なコマンドを使用して、システムアクセスを監視する。

  * システムでユーザーを切り替え、root になり、su への試みを監視して、システムセキュリティを実行する。

  * ftp アクセスの制限やSSHの基本、並びに/etc/hosts.equiv や $HOME/ .rhosts ファイルの使用により、システムセキュリティをコントロールする。

* 所有者、グループのパーミッションや特殊なファイルパーミッションの使用により、ファイルのデータへのアクセスを制限する。



○ネットワークプリンターとシステムプロセッサの管理

* クライアントおよびサーバーの設定、LP プリントサービスの起動と停止、出力先プリンターの指定や LP プリントサービスの使用を含めて、プリントサービスを設定、管理する。

* プロセスの表示、凍結プロセスの解消、およびコマンドラインを使用した一度または定期的なコマンドの実行によりシステムプロセスをコントロールする。



○システムのバックアップと復元の実行

* シナリオに基づいて、スケジュールされたバックアップのためのストラテジーを立案し、適切なコマンドを使用してアンマウントされたファイルシステムをバックアップする。

* 通常のファイルシステム、/usr ファイルシステム、/(root) ファイルシステムのリストアや対話型リストアおよび増分リストアを含めて、適切なコマンドを使用してファイルシステムのリストアを実行する。

* UFS スナップショットの作成やスナップショットファイルのバックアップの実行により、マウントされたファイルシステムをバックアップする。

* UFS スナップショットからデータを復元し、UFS スナップショットを削除する。

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